PMDDを改善する漢方薬の成分と副作用

このページでは、BMS (月経前症候群)と並んで注目される不快な症状であるPMDD(月経前不快気分障害)の治療法の1つとして有効と言われる漢方薬についてみていきたいと思います。

 

そもそもPMSというのは生理前の不快な症状全体を指すもので、その症状の中には

  • 体に起こる痛みやだるさなどの症状
  • (身体的な症状)

  • 精神的なイライラ、ムカムカなどの症状
  • (精神的な症状)

大きく分けてこの2つにグループ分けすることができます。

 

PMDDは、主に後者の精神的な症状のグループに分類されます。

 

しかしながら、PMSのイライラやムカムカと違う点は、性格や環境によっても変わってきますが
PMDDの精神的な症状は、悪化すると“うつ病やノイローゼ”にまで進行してしまうという点です。

 

ところが通常のPMSの精神的な症状がもっと悪化して、うつ病にかかってしまったりノイローゼになってしまったりする方もおられることからそこまで症状が悪化してしまう予備軍のことをPMDDというグループ分けです。

 

このPMDDの改善はなかなか難しいもので、いずれもホルモンバランスと同様に体の中の内分泌の神経伝達物質をであるアドレナリンやノルアドレナリンなど自律神経による
内分泌が関わってくるため非常に根深い問題として改善がなかなか難しいと言われている部分であります。

 

しかしながら、これに有効であるといわれるPMS全体に働きかける漢方薬もあります。

PMDDに効果的な漢方薬はPMS用?

特に漢方薬局で処方されるものでは

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 温経湯(うんけいとう)

というこれら5つのPMSに効果があるとされている漢方薬があります。

 

基本的に、これらの漢方薬はPMS対策で知られる薬です。

 

PMDDは、悪化してしまうと『うつ病・ノイローゼ』などの状態になってしまうため、
そこまで症状が悪化する前にPMSに働きかける漢方薬で少しでも症状を和らげようという目的があります。

 

そこまで症状が悪化してしまう前にPMSの原因そのものに働きかける漢方薬を処方してもらって試してみるというのは1つの方法ではありますね。

 

ただし、これらの漢方薬の作用や副作用というものも1を知っておく必要があります。

 

PMDDを改善する漢方薬の副作用

PMSPMDDを改善するための漢方薬は先ほど挙げた5つが主なところとして挙げられます。
聞き慣れない名前で知らない名前もあったかと思いますが、これらの漢方薬のは大きく分けて3つあります。

  • 日局ステアリン酸マグネシウム
  • 日局軽質無水ケイ酸
  • 日局乳頭水和物
  • 日局桂皮(柑橘系の皮)
  • 日局シャクヤク
  • 日局トウニン
  • 日局ブクリョウ
  • 日局ボタンピ

(これらの成分の頭文字の“日局”は厚生労働省が定めている『日本国内の基準に合致した成分という意味です)

 

などの成分が挙げられます。

 

これらの成分はそれぞれ血流を活発化させて体温を上昇させ、免疫力を高めたり、それによって冷え性やむくみを改善するなどの働きがあります。

 

しかしながら、その反面で体温を上げすぎてしまってのぼせを起こしたり、逆に具合が悪くなってしまうこともあります。

 

また、妊娠中や産後の授乳中についてはこれらの漢方薬は基本的に使わないほうが良いと言われています。

 

ですので、PMSやPMDD悩まれている方は、もし漢方を使うという選択肢を選んだ場合は必ず病院でいちど検査を受けて、正しく処方された薬を、処方箋薬局でもらうようにしてください。

サプリで対策できるPMDD

一方、症状が広範囲にわたっておらず、仕事を休んでしまうほどだったり、日常生活に支障が出てしまったりするほどではない症状の場合は、サプリメントで対策するということも1つの方法ではないかと思われます。

 

もちろんサプリメントはあくまで薬ではありませんので、いつまでに必ずよくなるといったような効果効能は期待できません。

 

しかしながら、PMSやPMDDなってしまう原因の1つに普段の食生活の乱れから来る栄養バランスの乱れが挙げられます。

 

ホルモンバランスに影響を与えてしまってその結果としてPMSPMDDになってしまうということも考えられます。

 

そういった食生活の不規則や乱れ、好き嫌いが多い、お肉や野菜、魚などをあまり食べずに、
ご飯などの炭水化物だけに偏っているといったような生活をされている方など、

 

栄養バランスの乱れに思い当たる節がある方はサプリで栄養補給をするというのも1つの方法ではないかと思われます。